卒業式でのマスク緩和を受けて、教育現場では戸惑いが広がっていると報道されています。
愚かなことです。
学校で「感染症対策」の名のもとで行われたことが、本当に感染者を減少させたのかどうか、いまだにまともな報告がありません。
大きな効果が観察されない以上、学校における感染症対策に意味は全くなかったと考えるべきです。
したがって、大人がまず子供たちになすべきことは、
「何の意味もないことをさせてしまってごめんなさい、大人がみな間違っていました」
と謝ることではないでしょうか。
なお、1月9日に主催しました、京都大学教授の明和政子先生の講演会で、質疑応答の際に、明和先生から「カナダやイスラエルなどでは、子供のマスク着用はソフトな虐待だとされている」旨のご発言があったことを特に記しておきたいと思います。
学校で行われてきたことは、端的に、虐待だった。そういう認識をしっかりと持つことが今求められていると、私は思います。