新型コロナウイルス感染症が5類扱いとなって半年以上が経ちました。素顔に戻る人たちは増えましたが、私が早い段階から懸念していた通り、若年層、小中学生の特に女子児童生徒のマスク依存が深刻になっています。
「顔の半分を隠すのが当たり前の社会」が本当にいいと思いますか?
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先日、久しぶりにイタリアに行きました。ローマから、シチリア、ミラノとほぼ一周した形ですが、マスクをしている人は皆無です。宿泊施設、飲食店、交通機関の中、オペラ座、空港の係員警備員などなど、ほぼ全員が素顔で、非常に気持ちのいい思いをしました。
ローマではパスタを手打ちしている様子を見せているレストランがあり、女性たちが懸命にパスタを作っていましたが、全員素顔でした。
しかし他方で、わずかですがマスクを外せなくなっている人はおり、地下鉄やバスに乗る時にわざわざマスクを着ける人もいます。こんなことは、2019年以前には考えられなかったことで、あのイタリア人がここまで神経質になってしまうのかと愕然とさせられました。
イタリアでこの現状です。
マスクに抵抗がなかった日本で、なかなか素顔に戻れない人が多くいるのも当然でしょう。
これは決して褒められることではありません。
「感染症対策」が本当にコストに見合ったのか、有効であるとしても意味があったのか、ここで立ち返ってみるために、「パンデミック」が始まってから、感染症対策に関する記事をここにまとめておきます。
これらの記事には、さまざまな意見が付きました。かなりきつい批判もありましたが、さて私の考えを批判なさった方々は現在どういうふうに考えておられるのか、ぜひ伺ってみたいものだと思います。
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Laura Dodsworth “A State of Fear”
致死率0.01%の病気で騒ぐのはもうやめよう 「感染症対策の基本の徹底」の即時撤廃を!
パンデミックとアジア人差別 欧米による差別に日本人が同調する愚
「感染症対策」は本当に効いたのか。 Ian Miller “Unmasked”